2022.10.08
【終了しました】大阪にて陶彩画新作展 開催!2022/11/19~11/27
カテゴリー:展示会・イベント
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会期は終了いたしました。
たくさんの方々のご来場、心より感謝申し上げます。
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2022年 初の新作はインドの女神「ラクシュミー」
今年はインドと日本との国交樹立70周年の節目の年にあたります。
作家草場にとってインドは縁深い国です。
40年前、初めての海外への旅はインドから始まり、そこで得た「生きている」ことの実感は、今も「いのち」をテーマとするアートの源泉となっています。以来何度も訪れては、古い芸術に心打たれて自分もこんな美しいものを生み出したいと情熱を搔き立てられたり、文化の奥深さに感嘆させられたりと、惹きつけられてやまない国の一つです。
日本にとっても、仏教や学問、芸術などインドからもたらされたものは数限りなく、虹の向こうの天竺と憧れ称えられました。
ヒンドゥー教の神々も名前を変えて日本でも親しまれています。ラクシュミーもその一柱。サラスヴァティー(弁財天)と並んで吉祥天として崇敬され、江戸時代頃までは七福神の一柱にも数えられていたようです。
インドで最も愛される神様の一柱ラクシュミーは、創造神ヴィシュヌの妻であり、豊穣を司る女神です。
イギリスの植民地政策下で西洋化が進むにつれて、現世利益を象徴するように、貯金箱や宝の壺を抱えて金銀財宝を溢れさせる姿が一般的になりましたが、今回の制作にあたり、「豊穣」の意味を問い直しました。
そうして立ち現れたのは、金貨ではなく植物・穀物に満ちた壺を抱えた女神です。
五穀のタネ、色とりどりの鮮やかな花のタネ、清らな葉を茂らせる樹木のタネ。
心身を育みいのちを養うものを蒔く女神です。
ほんの一粒のタネでも、多くの実りを生み出し、明日へ繋いでくれます。
豊穣を願ってタネを蒔くことは希望を蒔くこと、そんな智慧を身をもって示す女神ラクシュミー。
即物的な「富」の希求に慣れすぎた今の私たちに、何より必要な姿に思われたのです。
何かができる(Doing=行動)ことや、何かを持っている(Having=所持)ことではなく、
ただそこにある(Being=存在)ことこそが素晴らしい。
そしてそれを支える小さな行動こそが、私たちを本当に豊かにしてくれる。
そう信じてこの新作展を開きます。
日印国交70周年を慶び、「いのち」に満ちたインド・豊かな文化の故郷への憧憬と感謝を込めて、
豊穣の女神「ラクシュミー」を皆様に。
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新作「豊穣の女神ラクシュミー」
作品紹介はこちら
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◎新作以外にも、ラクシュミーと同様、
インドの一柱であるサラスヴァティーや龍作品を展示予定!
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
草場一壽工房
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===[日時・会場]======
【日程】2022年11月19日(土)~27日(日)
【時間】10:30~17:30
※最終日のみ17:00まで。
【入場料】無料
※ご予約は不要です。
【作家の在廊について】
会期中の作家の在廊は不定期となります。
予めご了承ください。
【会場】
イマジン&デザイン 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-6-12
※駐車場はございません
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